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ぷくぷくクリエイティブ

みんなですてきなものを作ろう!

今回は、私たち「ぷくぷくの会」の中での取り組み、「ぷくぷくクリエイティブ」をご紹介します。

同じ会といっても、作業所があちこちにあり、(ワールド、スマイル、リターン、ショップ、すいたぱん、作業屋、ドリーマーなど)それぞれに分かれていると、お互いに、詳しく知らないことも出てきます。スマイルを中心に、「手作りの布小物を共同制作している」、「外販(お祭りやバザーなどに出店して販売すること)で好調な売れ行き」などと聞き、訪ねていきました。

眠っていたみんなの力をかたちに

ぷくぷくクリエイティブは、みんなですてきなものを作ろう、という活動です。以前から製作していたさをり織りの反物や、「すいたぱん」で取り組んでいる刺し子のししゅうなどを活かして、「ぷくぷく家族会(ぷくぷくの会を利用する人たちの家族の会)」とともに取り組んでいます。

ぷくぷくの会の基本理念として、障がい当事者本人の意思と家族のそれとは別である、というものがあります。ともすれば、家族や社会の都合が優先されてしまう世の中で、「当事者第一」をかかげて立ち上げたのです。その基本は押さえつつ、今、家族会は身近な地域のすばらしい社会資源として、参加してくれています。

スマイルでは三年前に開設した当初から、縫製やさをり織りなどの手仕事を、日々の作業に組み込みたいと考えていたそうです。でも、主な作業(パンやクッキーの生産・会内の給食作り・内職等)で手一杯という状況もありました。

一方で、さをりや裁縫、木工などの特技や趣味を持っている家族会の方々がおり、眠っていたみんなの力を集めて、これまでの作品や技術をかたちにしようということになりました。(次回に続きます)

(2007/02/20)



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