吹田市長選公開質問状 寺尾恵子さんからの回答
質問と回答、コメント
1 ノーマライゼーションの理念の下で、自立生活が可能となる就労と生活面での障がい者個々人のニーズに合ったサービスを提供するような障がい当事者中心の福祉施策を積極的に推進しますか。
回答 (1)はい
商店街の一郭など地域にIT情報の拠点を作ります。
人をつなげるのは情報です。情報が集まれば助け合いも始まりますし、仕事が生まれます。地域には、よく探せばいっぱい仕事(ニーズ)があります。ハンディキャップを持つ方々も立ち寄れる拠点です。
福祉制度の充実も考えていますが、制度だけでは個々人のニーズにあったサービスには限界があります。暮らすことを共に楽しめるコミュニティを創ることにも私は努力していきます。
2 障害者自立支援法によって課されるサービス利用料の負担を軽減する市独自の軽減措置を二〇〇九年度以降も続けていきますか。
回答 (3)わからない
財源全体を見ながら考えなくてはいけないと思いますが、出来る限り維持していきたいと思っています。福祉のためにも財政改革をしていきます。
3 障がい者支援事業者は障害者自立支援法の施行によって二割から三割以上の収入減になり事業の運営が厳しい状況を改善するために、市として事業者への財政支援を拡充しますか。
回答 (3)わからない
事業運営の実態をよく見させていただきたい。
4 障がい当事者が地域で生活するための共同生活介護(ケアホーム)や共同生活援助(グループホーム)を推進するために、市として市営住宅の提供や家賃の補助を含めて、同事業運営者への財政的支援を行いますか。
回答 (1)はい
市営住宅が良いのか、他の住宅が良いのか全体を見て考えたい。
5 小規模作業所は障がい者雇用がなかなか進展していかない状況下では障がい当事者の就労の場として重要な社会的資源であるので、今後とも市として小規模作業所へ補助金を支出しますか。
回答 (1)はい
1のようにソフト支援も考えていきたい。
6 障がい者雇用を推進するために、障がい者雇用率を達成していない民間企業に対しては市の執行事業への受発注等から除外しますか。
回答 (4)回答できない
現在、吹田市の事業を行っている企業の障害者雇用率がどの程度あるのか?全て除外して市の事業の実行に支障が起こるのかどうかがわからないので、今回はお答えすることが出来ません。調べてみます。
7 福祉施策を推進するためには全庁的な取り組みが必要です。市施設や市の業務委託事業等を活用して、障がい者の一般雇用に向けた就労支援を推進しますか。
回答 (1)はい
できる仕事を作っていきます。市場ニーズに適うような仕事が出来るよう頑張って下さい。
以前、障害をお持ちの方等が道路花壇の手入れを市内18ケ所約2000万円で請け負われている仕事を市民の方々と見て廻りました。残念なことに手入れは充分ではありませんでした。それを伝えた結果、とても花壇が美しくデザインも工夫されるようになりました。仕事がレベルアップされたのは障害者のグループの方たちにも良かったのではないでしょうか?
8 親や本人が希望すれば、障がいの種類や程度に関係なく障がいのある子を地域の保育所に入所させますか。
回答 (1)はい
ノーマライゼーションからも、その方向で考えていますが、全て地域の保育所に入所できる体制にするには、人件費などの整理が必要。皆さんと話し合いながら努力します。
9 障がいのある子もない子も共に学べるような学校のバリアフリー化のために市内の各学校にエレベーターを早急に設置しますか。
回答 (1)はい
建物の構造など調査しながら少しずつ広げていきたい。
10 市の障がい福祉計画の策定にあたっては、計画案作成の段階から障がい当事者やその支援団体から意見聴取するなど当事者団体と協同で策定しますか。
回答 (1)はい
当然そうあるべきと考えます。全体を見る目で計画を作っていただきたい。
(2007/04/10)