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▲@「千里ぎんなん通り」の標識

▲A黄葉しているイチョウ並木

▲B落下したギンナンの実

吹田の生き物と人S-イチョウ -高畠耕一郎

「千里ぎんなん通り」

私の自宅近くの道路(桃山台駅〜南千里駅〜七尾にぬける「大阪府道135号豊中摂津線」)は愛称「千里ぎんなん通り」と呼ばれています。街路樹としてイチョウがたくさん植えられていますので、そのような名前が付けられたようです。〈写真@〉

10月頃から黄色のギンナンの実をたくさんつけている木もあります。道路脇に、このギンナンが落ちて、特有の臭いをただよわせています。

今の子どもは、ギンナンの実を食べるのは、茶碗蒸しくらいかも知れません。

イチョウは雌雄異株といって、動物のように雄の木と雌の木にわかれています。よって、雌の木にしかギンナンの実はなりません。

人によっては、イチョウの枝振りで雄の木と雌の木を区別しています。大きな枝が両手を挙げたように出ている木は雄で、横に枝が広がって出ている木が雌だそうです(多くのギンナンを枝に付けて重くなるため)。

「ぎんなん通り」クイズ

10月3日、3時間半かけて、「千里ぎんなん通り」の道路両側を全て調べました。ギンナンの実がなっているのを雌の木としました。

そこで、「千里ぎんなん通り」のイチョウにちなんで問題を出します。答えてみてください。

【問1】「千里ぎんなん通り」に街路樹として植わっているイチョウの数は672本でしたが、雄の木と雌の木ではどちらの方が多かったでしょう?

【問2】「千里ぎんなん通り」には、イチョウしか植わっていない。それとも他の街路樹も植わっている。どちら?

【問3】全国の道路に街路樹として植えられているイチョウの数は、1位? 2位?

(2009/11/06)

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