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リレーエッセイ:常連客になるのは恥ずかしい?! -三原ひろみ

サポートを知ってもらう絶好の機会に

私は普段いくつか決まった店で買い物をすることが多い。例えば、仕事に行く前に昼食を買うために入る店、日用品・衣料品・食材を買う店、仕事の帰りに食材や惣菜を買う店…。

買い物は、ヘルパーや家族と一緒に行くか、一人で行くか、その時々で違う。一人で行った場合、いつも行っている店だと大体どのへんに何が売っているかは分かるのだが、品定めには時間がかかるので、店員にお願いして、買い物を手伝ってもらっている。

店員にお願いすると、「毎度ありがとうございます。今日は何を買われますか?」とたいていは言われる。それがつい最近まで恥ずかしくて仕方なかった。

それぞれの売り場でだいたい同じ人が対応してもらえるので、いつも買うような食材はすぐに分かってもらえるし、服売り場などでは、「この前の服どうでした?」と聞いてもらえたりして、安心して買い物ができる。

惣菜などを買う時は、片っ端から何があるかを、惣菜売り場の人に教えてもらう。先日、いつものように仕事帰りに食材を買いに行くと、惣菜売り場の人に、「久しぶりですね!」と声をかけられた。この人いつも来てと思われて恥ずかしい反面、私のような客へのサポートも知ってもらえる絶好のチャンスだと思えるようになった。

(2011/01/31)

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