新年のご挨拶 「働き暮らす場」で、障害者権利条約の完全実施を! ぷくぷくの会代表馬垣安芳
新年あけましておめでとうございます。昨年は年明けの1月20日に障害者権利条約の批准から始まり、私達に関わる様々な変化があった1年でした。公私に渡って大きなでき事がありましたが、皆さんの支援や励ましで踏ん張れました。ありがとうございました。
国連障害者権利条約は、2006年12月に採択され07年9月の署名から、長い道のりを経て批准に至りました。あらゆる場面に於ける「他の者との平等」の具体化に向けて、「働き暮らす場」を基本に条約の完全実施を進めていきます。
まずは、2018年完成をめざす吹田市の開発プロジェクトに於ける障がい者雇用促進が重要です。今秋にも運営が始まる@ガンバ大阪スタジアム、Aエキスポランド跡の商業複合施設に加えて、B吹田操車場跡地への国立循環器病研究センターと吹田市民病院移転事業などがあります。
特にBは、関西イノベーション国際戦略総合特区として健康・医療のまちづくりの「吹田モデル」の先進例として世界に発信する総合的な取り組みとなりますので、障がい者雇用のモデルとして推進しなければなりません。
また、昨年来の課題である@グループホームへのスプリンクラー設置問題、A事業報酬改悪、B社会福祉法人法改正など、私たちを取り巻く状況は厳しさを増すばかりです。こんな時代だからこそ、共に働くみんなと力を合わせて総ての人々が幸せになれる社会を目指し、一歩を踏み出します。
本年もご協力、ご支援を宜しくお願いします。
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