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まねき猫通信133ひきめ(2013年8月1日発行)WEB版

ふりがな対応のまねき猫通信pdf(抜粋)版

トリの眼・ムシの目・ニャンコの目(巻頭コラム)

この原稿が活字になっている頃には、参議院選挙の結果が出て、自民党の圧勝が伝えられていることだろう。いや、千に一つや万が一、自民党が第一党にならず、多党乱立の様相を呈して衆議院・参議院のネジレが起きているならば、この国の未来にも微塵ほどの光が差したということだし、さらに、もしも、護憲・脱原発・反TPPと平和・人権擁護を主張する議員が多数を占めるような選挙結果になっていれば…ま、それは断じてない、ありえないから、夢想はやめておこう

1976年12月の総選挙で、自民党は249議席を得て第一党だったが、過半数を割った。その後「保革伯仲」と言われた時代も長くは続かず、1986年7月の選挙で同党は300議席を獲得した。そして、2009年、308議席を占めた民主党「政権交代の夢」も3年たらずで崩壊し、昨年、自民党が294議席で政権に返り咲いた

この40年間、何も変わりはしなかった。むしろ、貧富の差が極端に拡大し、原発災害に象徴されるように人の命が蔑ろにされ、政治・教育・福祉は荒廃の一途を辿っているではないか。選挙で社会が変わるか?この問いに対する答えは、この国では永遠に出ない気がする。その代価が「侵略戦争」であることは、二言を要さない。(パギ)

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