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まねき猫通信83びきめ(2009年6月1日発行)

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トリの眼・ムシの目・ニャンコの目 (巻頭コラム)

6月・7月の「つゆ」は「露」が語源だという説がある。では何故「梅雨」と言うのか?「梅雨」は文字通り「梅の熟する時期に降る雨」だが、梅の実が熟れて潰れる、つまり「潰ゆ」から由来したという解釈だ。また、黴が生えやすい時期に降る雨という意味で、中国では元々「黴雨」と言ったが、「カビの雨」では語感が良くないので、黴(かび)と同じ音の梅(うめ)の字を当てたという説明もある。

「半ドン」という日本語が死語になって久しい。「半」は半分、「ドン」はオランダ語のゾンダーク(日曜、休日)に由来する。「1日の半分が休み」つまり半日休みだから、土曜日を半ドンと言った。因みに「博多どんたく」も同語源。

「障がい者」の語源を辿るには相当の時間と労力を要するだろうが、昔々は「障礙者」と表記されていたのを、当用漢字・常用漢字による制限で「礙(碍)」を同音文字の「害」に置き換えて「障害者」とした。さらに「害」のマイナスイメージがあるので、最近は「障がい者」と表記することが多い。

言い換えで差別は無くならない。でも、「黴」が「梅」に代わり、「半ドン」が日常で使われなくなった歴史に準えて、「障がい者」という語と表記が無用になる日を夢想してみたい。(パギ)

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